入国後講習で日本生活の準備をしよう!④

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今回は、雇入れ前の健康診断についてです。
私の所属する組合では、雇入れ前の健康診断を入国後講習中に済ませます。

技能実習生が入国後講習中に受診する健康診断の項目は、日本の法律や関連するガイドラインに基づいて決定されます。一般的に実施される項目は以下の通りです。

健康診断の主な項目

  1. 身体測定
    • 身長
    • 体重
    • BMI(体格指数)
    • 視力(矯正視力を含む)
    • 聴力(会話音およびオージオメトリー検査)
  2. 問診
    • 症状の有無(咳、発熱、倦怠感など)
    • 既往歴(過去の病気や手術)
    • 家族歴(遺伝的な病気の有無)
    • 現在服用中の薬やアレルギー
  3. 胸部X線検査
    • 肺結核や肺疾患の有無を確認
  4. 血液検査
    • 肝機能(AST、ALT、γ-GTP)
    • 腎機能(クレアチニン、尿素窒素)
    • 血糖値
    • 血中脂質(コレステロール、トリグリセリド)
    • 感染症(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIVなど)
  5. 尿検査
    • 蛋白、糖、潜血など
  6. 便検査
    • 寄生虫の検査(必要に応じて)※食品製造系の場合
  7. 心電図検査
    • 心臓の状態を確認
  8. 胸部X検査

一般的な健康診断の問診票(ベトナム語)であれば厚生労働省のこちらが便利です。https://www.mhlw.go.jp/content/000793422.pdf

注意事項

  • 検査の頻度: 初回の健康診断は入国直後の講習中に実施されます。その後も定期的な健康診断(1年に1回)実施されているかどうか監査訪問時に確認することが推奨されます。
  • 雇用先の要件: 一部の業種や企業によっては追加検査が求められる場合があります。
  • 検査費用: 受診費用は一般的に監理団体や受入れ企業が負担します。

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